モノクロフィルム暗室 RC印画紙にて
2015年 03月 21日
上から引き伸ばし機、現像液・停止液・定着液、ピントルーペ
写真教室での暗室での作業について簡単に書きます。まずコンタクトシート作成して、どのネガを使うのか決めます。
焼くネガを決めて、ネガキャリアにネガをブロワーで埃を落として挟みます。
引き伸ばしレンズをF2.8にしてピントルーペでピントを合わせます。初めはマルチグレードフィルターの2.0を使います。
そして、引き伸ばしレンズをF5.6にして、2秒ごとに段階露光をとり、露光時間を決めます。
以下がRC印画紙で焼いたプリントをスキャンした画像です。
コンタクトシート
①F5.6 grade2 8秒 最初のプリントは、暗すぎたのとコントラストが低くなっていました。
③F5.6 grade3.5 5秒 まだ少し暗くコントラストが低かったので、gradeと露光時間を短くしました。④F8.0 grade3.5 10秒を全体に 画面左の部分と右の影の部分を少し明るくする為に15秒と5秒覆い焼きをしました。 絞りを一段絞ることで、覆い焼きの時間を長くすることができ、影の部分に微妙な階調がでます。 ⑤F8.0 grade3.5 8.5秒全体に 画面左の部分と右の影の部分を20秒と5秒 そして、真ん中の影の部分を2秒覆い焼きしました。 次の画像はフィルムをスキャンした画像を簡単にLrで現像したものです。
先生のアドバイスのもと、grade、露光時間を変えて焼きました。違いが解りにくいかもしれませんが・・・。1枚のプリントを納得いくまでしようとすると何枚も焼かないといけません。時間が足りなかったので、ここまでですが。だけど、とっても楽しかったです。そして、納得いくように、夜通しでもしたいと思いました。パソコンで座って行う現像とは違う楽しさがありました。自分でも考えてできるようになりたいです。
by harurun_dayo
| 2015-03-21 02:00
| OLYMPUS PEN E-P5